NAIL CUT COLLECTION
「いてっ!」 「…何やってるのよ、さっきから…?」 「爪切ってるんだよ、爪。俺なんっかこーゆーの苦手でさー」 「そうなの? …意外」 「へ、何が?」 「ディアッカって結構何にでも器用そうなんだもの。…あーあ、皮どころか血まで出しちゃってるじゃない。本当に苦手なのね…」 「だからそう言ったろ? いっつもこうだからさ、爪切る前には気合入れねぇとできないんだよなー」 「…変なの。貸して、爪きり」 「へ?」 「切ってあげるから、ほら。足も出して」 「え、あ、うん。はい」 「すごく深爪しちゃってる…。これじゃ痛くもなるわよ。ほら、動かないでってば。 …何、どうしたの?」 「いや、その…。まさかミリィがやってくれるとは思わなかったから…」 「…たまには、だからね。いつもなんて甘えないでよ」 「わかってるって。…サンキュ、ミリィ」 「…どういたしまして」 たまにはディアミリでも甘くを目指してみたんですが… どうでしょう…?(びくびく) BACK |