小話帳

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 基本的に書きなぐったブツの収納場所。オチのない話も有り。
 Fate(原作が18禁)とエロっちぃ話はネタバレ機能で隠してます。

  キラとフレイ
2005/01/21 ◆ 種・デス種
 私の本当の想いが貴方を守るから。




 何も分かってなかったころ、どうして私がって何度も思った。

 どうして私が戦争になんか巻き込まれなきゃいけないの?
 どうして私のパパが死ななきゃいけないの?
 どうして私がこんなに苦しまなきゃいけないの?

 どうして私が哀れまなきゃいけないの?


 私だけが辛い思いをしてると思ってた。
 何も知らなかったから。自分のことばっかり考えて何も知ろうとしなかったから。
 だからキラを、サイを、皆をいっぱい傷つけた。
 私にはその権利があると思ってた。


 だけど色んなことがあって、色んなことを知って。
 私はどんなに馬鹿だったんだろうって後悔した。


 キラが生きてるって知った時は、ただ嬉しかった。

 キラに会いたかった。会って謝りたかった。
 ひどい事を言った。ひどい事ばかりしていた。ごめんなさいって謝るくらいじゃとても許されないことだらけで、私はキラに何もしてあげれなかった。

 優しい人なのに、…本当に優しい人なのに、そのことすら忘れて。自分の悲しみしか見ようとしないで、…やっとそのことに気付いたら、その時にはもう遅くて。

 フレイって私を呼ぶキラの声が聞こえたとき、もう謝ることすらできないって、ずっと凍ったままだった気持ちが溶けていった。


 本当はキラはもう私になんか会いたくないのかもしれないって思ったこともある。
 それだけのことを、私はしたから。

 それなのにキラは呼んでくれた。
 また私を守ろうとしてくれた。

 ザフトの避難艇の中で。ドミニオンからの避難艇の中で。
 キラは。
 だから私は、もうそれだけで。


 ごめんなさい、そして、ありがとう。




 だからキラ、どうか泣かないで。


        ===============

 …このまま小話の更新がメインになってしまったらどうしよう…。<やめなさい

 突発的にキラフレ。
 キラ視点なら何個か書いたけど、フレイ視点って書いたことなかったなぁ、と思って。
 …あと某日記でキラカガ主体でキラフレっぽいことが書いてあって影響されて。<分かりやすい奴め


 フレイは最初はもう苦手でねぇ…。
 何ですかこのお嬢ちゃんは、と思ったものですが…。46話 「たましいの場所」で惚れました。
 「キラ…! うそぉ…」と言うセリフでね。本当にキラが生きてて良かった、って思ってるセリフでした。
 最終話のララァ化(その呼び方やめろ…)は正直どうかと思いますが、まぁキラに遺言(?)を残せたからいいか、と、なるべく好意的に思おうと努めています。
hermes handbags svizra(2014/06/16 20:31)
hermes paket befindet sich in der zustellung キラとフレイ
norge hermes handbags(2014/06/19 16:06)
hermes versand paket zu schwer キラとフレイ

  セルティと新羅(デュラララ!!)
2005/01/17 ◆ その他・小説
「不思議だと思わないかい? 心と言っても結局思考を司っているのは全部脳だ。感情の起伏も脳内物質が分泌されているからに過ぎない。つまり僕ら――人間に限らず脳を持つ生物は、心臓があっても脳がなくちゃドキドキ出来ない。
 だけど君は頭がないのに動くし考えるし、怒ることも笑うことだって出来る。その様々な感情は何処から来ているんだろうね?」
『知るか。考えても分からないことをいつまでも考えても仕方がないだろう』
「それを考えて考えてつきとめようとするのが学者だよ。明解な解が見つけられなかったら仮説という名の仮の解を作り出す。そして今度はその仮の解が正しい解であることを証明するためにまた考え出すんだ。ま、僕は学者じゃなくて医者だけどね」
『ヤブ医者の間違いだろう』
「失礼な。せめてスズメと言って欲しいね」
『スズメ? どういう意味なんだ?』
「まだヤブにはなってないという意味だよ、セルティ。スズメはヤブに向かって飛んでいくから」
『なお悪い!』
「そうかなぁ。ガケ医者よりはマシだろう? あ、ガケっていうのはヤブすら生えないって意味なんだけどね」


     =================

 『デュラララ!!』よりセルティ・ストゥルルソンと岸谷新羅でしたー。

 ヤマなしオチなしで何が言いたいのかも分からん没ネタ。
 ただセルティと新羅の会話が書きたかっただけなのかも。

 『デュラララ!!』はよく分からんタイトルなんですが内容はとても良いです。テンポよく読めて、キャラクター多いけどしっかり整理されて書かれてて。
 これがシリーズ化して続きとか出たら出たで嬉しいんですが、敢えてこのまま続きを出さないで終わるのもいいですね。<どっちだ

  アスランとカガリ
2005/01/16 ◆ 種・デス種
 ドライブでもしてるのかな?


「お前、車持ってたんだ」
「いや、俺個人の持ち物じゃないよ。家族で共用してるんだ」
「ふぅん。それにしても免許は持ってるんだ。いいなぁ」
「カガリは運転は出来ないのか?」
「うん。『暁の砂漠』にいた頃に練習だけでもしたかったんだけど、キサカが絶対にさせてくれなかったからな」
「…え?」
「あれからはずっとバタバタしてたから全然練習できる時間なんかなかったし」
「ちょっ…待て、カガリ。お前今『暁の砂漠』って言ったか? あのアフリカのレジスタンスの!?」
「? うん。言ったけど。それが何か?」
「何かって…! 何だってお前がそんなところにいたんだ!?」
「何でって、キラから聞いてないのか?」
「聞いてない。
 ヘリオポリスから脱出した後はずっとアークエンジェルに乗ってたんじゃないのか?」
「違う。脱出した後は一度オーブに戻ったんだ。それであのアークエンジェルやモビルスーツのことでお父さまと喧嘩して、『お前は世界を知らない』って言われたからカッとなって飛び出して…」
「…それで、レジスタンスに…?」
「そう」
「…なんでそこでレジスタンスに走るんだ、お前は…。ヨーロッパか何処かに留学するものじゃないのか、普通」
「それ、キラにも言われたぞ。
 でもさ。自分の知らない世界を見るのに、そのままの立場で留学なんかしたら意味がないじゃないか。全然知らない立場に立ちたかったんだよ」
「だからってオーブの姫がいきなりレジスタンスに…」
「護衛はいたさ。ずっとキサカがついてたからな」
「そういう問題か…!?」


    ====================

 アスランはもっと怒るんじゃないかなぁと思わないでもないですがとりあえず。<適当だなオイ

 しっかしなー…。この雑記帳、まともに書いたSSじゃないからもっと更新が増やせるだろうと思って作ったのに、実際には全然増えてないよ更新。意味ねぇ…。
 …あ、そう言えばここでアスカガ(?)書いたの初めてだ。

  少女と青年とモトラドと犬の朝食風景(キノの旅)
2005/01/16 ◆ その他・小説
 偶然旅先で合流?


「お早う。キノさん、エルメス君」
「あ、お早うございます」
「…おはよ」
「朝早いんだね、キノさんは。一緒に朝食でもどうだい?」
「シズさんこそ。エルメスはまだ半分以上寝てますよ。じゃあお言葉に甘えて」
「俺は昨日も食べたんだけどね。このホテルのモーニングはとても美味しいんだ」
「へぇ、それは楽しみです」
「キノは味より量と種類だろ?」
「失礼な。味だって重要だよ。勿論量と種類があるに越したことはないけど」
「ほら」
「あははは。安心していいよ、バイキング形式だから量も種類も取り放題だ」
「良かったね、キノ。大食らいのキノでも遠慮なく食べられるよ」
「そうだね。燃料がなくなって動けなくなったエルメスの隣で遠慮なくお腹いっぱい食べることにするよ」
「燃料タンクに手をかけるのは止めて欲しいな、キノ」
「朝から面白いね、キノさんとエルメス君は」
「シズさま。馬鹿と言うのですよ、あれは」
「ちょっと待ちなよ、犬。何が馬鹿だって?」
「そこの子供とモトラドのこそさ」
「聞き捨てならないな犬っころ。主人の後を付いて行くしか能のない下僕の癖に」
「主人に口答えする馬鹿なモトラドよりマシだ」
「エルメスと陸君も朝から元気ですね」
「うん、そうだね」


    ================

 オチなし。
 「キノの旅」にハマった頃に一発書きしたネタ。
 最初はそうでもなかったんですけど、某所で素敵漫画を見つけて以来、シズキノも大好きです(笑)
 でも私が書くとシズキノも恋愛要素が薄い妙な関係になってしまう…何故だ。

  女の子の会話。
2005/01/16 ◆ 種・デス種
 カガリ、ラクス、ミリアリアでお茶会中?


「…う、ん。強引に迫って来るんなら、突っぱねるとか…色々やりようがあるんだけど…」
「へぇ。タラシみたいに見えるのにな、アイツ。結構フェミニストなんだ?」
「あら。ディアッカさんは付き合っている女の子がすぐに変わるって有名でしたわよ?」
「えっ…?」
「なっ、本当かそれ!?」
「昔の話ですけどね」

 ラクスにーっこり。
 カガリ&ミリアリアがーっくり。

「…。昔っていつくらいだよ?」
「まだアスラン達がアカデミーに通っていた頃ですから、ミリアリアさんと出会うかなり前ですわ」
「あ、そうなんだ…」
「安心されました?」
「べ、別にそんなんじゃ…!」
「何だかんだ言って気になってるんだろ? アイツのこと」
「そんなことないってば! そういうカガリさんだってどうなのよ?」
「へ、私?」
「あらあら、それは私も是非聞かせて欲しいですわ。カガリさん、最近アスランとはどうなってますの?」
「どうって…別に、何も。メールしたりとか、時々会って遊びに行ったりとか…」
「…それだけ?」
「それだけって、他に何かあるのか?」



    ===============


 いつぞやのアンケートのお礼として書き始めたブツ…のはず。
 この3人ってどうなんだろう…仲良く友情とか育むのか、果たして。
 カガリとラクスはまぁ良しとして…ミリアリアとの接点ってあまりないでしょう。キラの友人ってのはあるけどそれ位?
 …いいんだ、私が楽しけりゃ!<開き直りか貴様